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和茶園のこだわり

茶人になるまでの道のりはい、小さい頃…アルプスの生活に憧れて..

和茶園の代表“植田 修”は、元々は大阪府・枚方市の生まれで、都市部育ち。幼少時代は、“アルプスの少女ハイジ”のような生活に憧れ、今の形とは想像がつきませんでした。特別深い意味はなく、「のどかな酪農家」の生活に憧れていました。茶人になる決意するまで、高校を在学中に 、北海道にある牧場へインターンシップに参加したり、社会人生活を送った後、本場ニュージーランドで約1年ワーキングホリデーをしていました。その生活の中である日、和束茶を作る茶人になることを決意し、二年間学校で茶行を学び、三年の修行を終えて、新規就農者「和茶園」として独立スタートしました。

修業時代、枚方から毎日畑へ通い収穫期は住み込みで茶作りを学んだ。

修業時代、枚方から毎日畑へ通い収穫期は住み込みで茶作りを学んだ。

お茶づくりだけでなく

縁によって「和束町」に訪れ和束の方々に魅了され、町民として多くの方々に支えられ独立した私はいつも感謝の気持ちでいっぱいです。この多くの方々の想いと、自身の今までの経験を活かし、私だけにしかできないこと何か表現したいと感じています。 近年は、都市部の人たちにも和束町の茶作りの現場を知っていただくため、農作業体験の受け入れ・外国人のファームステイ(1週間~1ヶ月程度)受け入れ・ イベント・地域のお祭り参加・田舎体験プログラム等を企画してどんどん発信しています。初めて和束に足を運んだ方々は、茶畑の風景にすごく感動!『うっわ~すごーぃ綺麗!』や、実際の山奥の茶畑を見ていただくと『まっじすか、この 急斜面、下見えないじゃないですか?』なんて驚いてもらえると、和束でお茶作りだけでない活動をしていて良かったと心から(よっしゃー!しんどい作業に情熱燃やしたかいがあ る・・)感じます。 是非多くの方々に実際の畑を見ていただき、心から、うわ?という体験をしていただきたいです。

お茶づくりだけでなく

新規就農者へ次のバトンをつなぎたい

新規就農者は僕で2人目です。町外からの2人目の新規就農。和束町では若い後継者は多くいますが、町外から「新規」という形は本当に少ないです。色々なハードル が越えれず、諦めらめる方を何人か見てきました。私は今まで多くの方々に支えられてここまでお茶作りを進めてこれました。私も支えられてばっかりでなく少しずつ「支える立場の人間」として頑張っていきたいです。自分自身が様々なハードルを経験してきたことを「新規で就農する方々へのバトン」としつないでいきたいです。 きっと、興味や夢を持っている人たちは沢山いると思っています。就農して(こんなに生活の一部になる職業なんや!)と始め感じていませんでしたが、自然災害や天候に左右される職業なのですが、(“今年の反省点を改善して、また来年こそはもっと良くなるように頑張りたい!”)と、反省と楽しみを繰り返しながら、茶園管理を続けています。2013年頃から、和束町も高齢化の流れが年々速いスピードで押し寄せて、茶園を手放す農家さん達が増え、荒廃する茶園がぽつぽつ見られるようになりました。だからこそ、新たに新規で就農したいと考えてる方々を心から応援してこの大切なバトンをつなぎ、茶畑を守り継承していきたいです。

 

お茶君新芽に現れる一年の成果!!

一芯一葉に想いを込めるお茶作り

和茶園の茶畑の多くは、和束町内でも急斜面の山奥にあります。香りのいいお茶を作るには、この「山奥の急斜面」がとても重要になります。昼夜の温度差があり朝晩に霧がたち、この、日光遮断により一日の日射時間が短くなります。急斜面という自然の中でしか作り出せない絶妙な条件が、実に「香りのがよく美味しいお茶」を作り出します。 合わせて和茶園では、800年程前に鎌倉時代より継承された“在来種“の保存と育成を大切にしています。(在来種は、その土地の原種でお茶の種から育てた茶樹のこと)在来種は特に際立った「自然のお茶の香り」があり、人の手でどうにか工夫をしても、作りだせない独特の自然の香りを持っています。(栽培方法で、お茶の味を工夫することはできますが、 お茶の“香り”を作り出すことはできません。また、茶樹がストレスなくできるだけ“自然のまま”で育つことが できるような栽培方法にも取り組んでいます。 例えば、煎茶栽培においては被覆栽培(日光を遮断するために、茶樹に布を被せること)は行っておらず、元気で健康的な太い枝を育てる ために、一番茶の収穫前という大事な時期であっても、やせ細った“ひ弱な” 枝は剪定をしています。「自然の地形の力と、お茶本来の香り、茶樹の元々持つ力を最大限に生かす和茶園のこだわり」を、茶葉の一番先端「一芯一葉」にまで届くよう、日々の茶園管理を進めています。

一芯一葉

一芯一葉 手もみ保存会講師:毎年京都初市用に毎年手もみ製茶する

受賞歴・取材していただいた記事など

第64回関西茶品評会三等 受賞
全国手もみ茶振興会認定講師
和束町認定農家・農林水産省の六次産業計画 認定者
新規就農者宣言  http://karusyoku.com/sinkisyunou/sinkisyunou_01.html
京都府ソーシャルビジネス「京都ちーびず」  http://chiibiz.com/interview/%e5%92%8c%e8%8c%b6%e5%9c%92/

シンプルな包装・梱包を心がけ生産地より発送しております。

お茶商品和茶園では、シンプルな包装・梱包を心がけ、ゆうパックにて出荷させていただいております。
製品は、主に業務用・ご自宅用の商品となりますので、個別のラッピングサービスはいたしておりません。予めご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
尚発送用のダンボールはリサイクルダンボールを使用する場合もございます。

『縁、恩返しを、一芯一葉の想いに変えて』

 和茶園 園主 植田修私が11年前に縁ありボランティアで和束町を訪れてから、農家さんや茶業に憧れを抱き、学校に2年通った後、2年半の実務研修(修行)を積み独立するまで、畑を少しずつ借りて生産・管理ができるようになるまで、多くの和束町内の方、茶農家さん達の手助けや助言のおかげで茶業を始められるようになりました。「和束の人になりたい」と決意し、今日に至るまで「沢山の縁」や「恩」の数珠つなぎで、毎年、茶の生産を続けることができています。新規就農者は和束町内でまだ少数しかいなく、自分がいただいた温かい手助けなどを次の世代や、次の新規就農者につないで行けるよう、また毎年、春・夏・秋に芽吹く茶の品質が年々良くなるよう、茶の葉先「一芯一葉」の完成度にこだわった茶作りができるよう日々努力を重ねて参ります。和茶園をどうぞよろしくお願いいたします。


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