● 煎茶 ● ほうじ茶 ● 和紅茶
和茶園の茶畑の多くは、和束町内でも急斜面の山奥に多く、香りのいいお茶を作るには、この山奥の急斜面がとても重要です。昼夜の温度差があり、朝晩に朝霧がたち、この日光遮断により一日の日射時間が短いかたち等、自然の絶妙な条件が香りのいいお茶を作り出します。
鎌倉時代より継承された、和束の茶畑の中でも、“在来種“を大切にしています。在来種は、お茶の実から育てた(その土地の原種)の集まった混合した種類のことです。この在来種のお茶が、特に自然のお茶の香りがあり、人間が作りだせない香りです。(栽培方法で、お茶の味を工夫することはできますが、お茶の香りを作り出すことはできません。(和茶園としては、茶樹がストレスなく、できるだけ“自然のまま”で育つことが できるように、栽培に取り組んでいることが特徴です。 例えば、煎茶栽培においては被覆栽培(日光を遮断するために、茶樹に布を 被せること)を一切行っておりません。また、元気で健康的な太い枝を育てる ために、一番茶の収穫前という大事な時期であっても、やせ細った“ひ弱な” 枝は切り落としています。
和茶園の茶葉は、一般的に立春から八十八夜とされていますが、太陽の動きや茶の生育状況を日々チェックしてから、製茶加工の段取りを決めています。
市場としては、出荷日が1日でも早い方が高級なお茶とされているのですが、よりお客様に「おいしい」とご満足いただけるためには、茶園ごとに変わる気候条件
に合わせた「生育の旬」を見極めることが大切だと考えています。
和茶園のこだわりや想いをご理解いただける飲食店・小売店様などへ、茶畑「直送」の
卸販売も行っております。下記お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
茶樹の茶葉ひと手間ひと手間、雑草を手で取り除き、肥料をやり、製茶したあと、丁寧に焙煎した和茶園のほうじ茶。封を開けた時の香りは格別です。さっぱりした味わいの「番茶ほうじ」と、しっかりした味わいの煎茶を焙煎した「煎茶ほうじ」の2種類を生産しております。どうぞ一度ご賞味ください。
緑茶に含まれる、カフェイン。小さなお子様は、焙煎によりカフェイン成分の少なくなった、ほうじ茶から初めてみてください。また、妊婦さんもほうじ茶をお勧めいたします。カフェインは、高い温度で抽出されるため、水出しのほうじ茶や、70℃程度で淹れたぬる目のほうじ茶であれば、さらに低カフェインになります。
和茶園のこだわりや想いをご理解いただける飲食店・小売店様などへ、茶畑「直送」の
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和束町の生産農家さんで10件もいない紅茶生産農家。数多く生産されていない和束産の「紅茶」。緑茶の茶葉を熟成し発酵させて、ゆっくりと紅茶に仕上げていきます。外国産の紅茶の茶葉よりも渋みが少ないため、砂糖無しでも楽しめ、1煎目はストレートティーで、2煎目はハチミツやミルクを入れたり、2度お楽しみいただけます。
紅茶といえばインドやスリランカ産の海外の紅茶が有名で流通量も多いのですが、日本の茶の木(茶葉)から作られた和紅茶は渋みが少なくマイルドな味わいが特徴です。
一般に昼夜の温度差が少なく、過酷でない環境で育つ日本の茶の木は、優しくほのかに甘い味わいになり、もともとお茶に砂糖やミルクを入れない文化の日本人にはぴったりな紅茶です。
ケーキやクッキーにしか合わない、とお考えの方も多くいらっしゃいますが、日本の気候や風土で育まれた『和紅茶』は和菓子や和食にも合うのが特徴です。
日本における紅茶の歴史は古く、戦後の一時期日本で盛んに生産され、輸出も行われていました。しかし、紅茶の輸入自由化(昭和46年)によって衰退していきました。
和茶園では、昔からの技術や手法を継承すべく、独自の発酵技術を駆使して、生産を進めております。まだまだ数量などは少ししか加工することができませんが、
和束の僅かな和紅茶をどうぞお楽しみください。
和紅茶はポットで1煎ずつホットで淹れてもらうのはもちろんのこと、夏場は、1リットルの茶葉に対して約10g~15gの茶葉を入れ、寝かすこと6時間。
渋みの元であるカフェインやカテキンが抽出されにくい、ホットよりさらに甘い味わいの紅茶を味わっていただくことができます。
冬と夏で飲み方を変えて、一年中のお茶の時間を楽しむことができます。
和茶園の想いをご理解いただける飲食店・小売店様などへ、茶畑「直送」の
業務用も販売いたします。お気軽にお問い合わせください。
和茶園の茶葉を使った製品や、製菓材料用 のご紹介です。||準備中||
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